1952-07-28 第13回国会 参議院 本会議 第70号
○国務大臣(高橋龍太郎君) 現在富山市は、公益事業委員会北陸支局及び名古屋通商産業局北陸電気事務所が設立されておるのであります。今般通商産業省設置法によりまして、通商産業省が公益事業委員会を吸収することになりましたので、名古屋通商産業局に公益事業富山支局を設け、北陸地区の電気行政を担当せしめたいと考える次第であります。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 現在富山市は、公益事業委員会北陸支局及び名古屋通商産業局北陸電気事務所が設立されておるのであります。今般通商産業省設置法によりまして、通商産業省が公益事業委員会を吸収することになりましたので、名古屋通商産業局に公益事業富山支局を設け、北陸地区の電気行政を担当せしめたいと考える次第であります。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 中小企業行政というものは、これはお言葉を待つまでもなく非常に重要な問題であります。殊に現在の情勢として……。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 中小企業庁を外庁から内局に移すという今の設置法の原案につきましては、たびたび御質問に応じて御説明を申上げましたが、もう審判的機能を有するもの以外は外庁に置かないという今度の行政機構の根本原則が先ずきまりましたから、私はそれに追従して、それを認めたわけなんです。これはひとり中小企業庁だけではないのであります。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 只今の御発言御尤もに感ずるのですが、通産省でもこういう問題はいろいろ研究しておりましたのですが、事業者団体法などの関係でまだ結論を得るに至つていなかつたのであります。そういう事情を一つここで申上げておきます。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 繊維工業が我が国で最も重要性があるということはお説の通りでありまして、ところで我々は将来も繊維行政については十分重点を置いて考えなくちやいかんと存じておるのでありまするが、さて、それならばなぜ繊維局という独立した局を置かないのかという点の御質問ですが、これは別にお答えをする理由もないのですが、今度の機構改革で、私自身に考えてみましても、通産省の内局を統合する余地はあると存
○国務大臣(高橋龍太郎君) 私にとつては非常にむずかしい御質問で御答弁に困るのですが、只今のあなたの御意見に対しては御尤な点が多々あるので尊重するのですが、政府といたしましてはこの際原案でやつて行こう、やつて行けるという決心でこの提案をしたわけでありまして、然るべく御審議を賜わります。よろしくお願いいたします。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 元来この法律を出す決心をしましたのは、むしろ民間の業者から輸出組合ができなければ困るという要請が非常に多いのです。こういうことについて私どもその必要を感ずるのですが、独占禁止法があるものですから、独占禁止法の大幅の改正ができますというと、場合によればこういうものは必要でないのですが、それができませんので、こういう法案を出したのであります。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 審議会のほうは、通産省関係の問題について案を立ててそれを審議会で審議するということになつているのです。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 通産省関係のものは通産省で取扱いますが、通産省関係以外のものもあるわけですね、外資導入については……。
○国務大臣(高橋龍太郎君) ええ。
○国務大臣(高橋龍太郎君) お答えいたします。憲法第九条と航空機製造法との関係について御説明をいたします。憲法第九条第二項は、第一項の国権の発動たる戦争等の放棄を確保するための規定でありますから、政府が陸海空軍等の戦力を保持することを禁止しておるのであります。
○国務大臣(高橋龍太郎君) ちよつとそれは考えられないかと思いますが、私よく研究して見ましよう。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 大体答弁は外務大臣から済んだと思うのですが、御質問のうちの、近頃伝えられておりまする中共貿易の協定、私はこれは何も権威のある協定ではないと思つております。(「その通り」と呼ぶ者おり)全体、現在の中共貿易の障害は、中共貿易の振わないのは、こういう点ではないのです。
○国務大臣(高橋龍太郎君) (続) それで、その社長の岩井雄二郎君は、三年前までは中共貿易の促進を極力主張しておつたのです。ところが今日は、先だつても会つたのですが、今日岩井君はどういうことを言つておるかというと、「中共貿易というものは、うまそうな饅頭であつて、ちよつと手が出したいが、どうも中に毒がありそうだから手は出せない。」(拍手)そういうことを言つておるのであります。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 近ごろ伝えられておりまする中日貿易協定を私は新聞で拝見したのでありますが、私はこれは何ら権威のある協定ではないと思つております。また中日貿易で現在最も障害になつております支拂い方法などには何も触れていないのであります。従つて、政府は、現在中共との間の貿易の関係は、事態は何も変化をしていない。従つて、われわれの方針は、現在まで行つておる通りであります。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 今日の東京電力株式会社の経営者の件でありますが、御承知のように、旧日発の清算事務及び電気事業に対する監督は通産省の所管外であります。従つて、先日の問題について、私は双方から何らの報告を得ておりません。詳細の事情がわかりかねますので、御答弁をいたしかねます。(拍手) 〔政府委員保利茂君登壇〕
〔国務大臣高橋龍太郎君登壇〕
○国務大臣(高橋龍太郎君) その点でありますが、この帝石については、その問題に関連しては二つ問題があるので、一つは今経営方法が当を得ていないという問題でありますが、一方で四割の配当をしても、それに補助金を出すという問題が残つておるわけですね、帝石については適当に考えて、それらの問題を勘考して私は必ずしも補助金を帝石には出さないとは考えていないわけなのです。
○国務大臣(高橋龍太郎君) この資源を、石油を採掘する方面と石油を探すほうの方面と両方あると存ずるのですが、石油資源を探するほうは、これは事業会社ではなかなか補助金なしにはできんわけですが、探して見て果してそれに行き当るかどうかもわからない問題です。両方の面がありますので、両方とも補助金を出すことになつております。一方、将来業者が適当と考えますれば補助金も出すつもりでおります。
○国務大臣(高橋龍太郎君) その通りであるのです。ただその解釈を、大体配電のほうで、相当全国に亘つてこの電源開発が促進すれば不足なく配電ができると私は考えますが、なお且つ或る区域でどうしても電力が不足するという所に電力を非常に使う工業が興ることは、これは避けなければならんと私は考えるのであります。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 少し私あなたのお考えと違うのですが、肥料の輸出というものは、先刻私が申述べた理由のほかに、肥料の輸出を通して今国内で一番重要な問題である食糧の確保に一面役に立つていることをお考え願いたいと思います。
○国務大臣(高橋龍太郎君) これは引きずり廻わすというよりも、両々相待つて行くべきだと私は考えます。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 認めております。
○国務大臣(高橋龍太郎君) かしこまりました。
○国務大臣(高橋龍太郎君) はあ。
○国務大臣(高橋龍太郎君) お答えいたします。 この四割の紡績の操短という問題では非常に誤解があるのですが、その当時私どものほうで発表し、又業者に通知をいたしました。これは業者諸君のほうは十分理解されており、間違いないのですが、この四割の操短というのは錘数の四割を操短するという意味なのであります。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 御答弁申し上げます。 昨日、大阪の三品取引所が午後の立会を停止いたしましたのは、私への報告では、午前中の取引高が非常に多くありまして、一万枚近く取引がありましたので、事務整理上、後場の取引の停止が必要であつたというのであります。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 輸出は、これはポンド累積の問題からでありますけれども、昨年程度に抑えております。併し現在は抑えておるのでなくて、輸出がないのであります。事実上は通産省は紡績の繊維類の輸出の申請を許可しなかつた例は一つもないのであります。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 今の一億五千万ドルですか、それから兵器云々、これは私ども内容は全然聞いていない。あのマーカツト声明が新聞に出ました翌日ですが、私マーカツト氏に会いましたときに、その内容を私質問したのですが、ちよつと待つてくれ、内容は話するわけにはいかんということでありますし、その点私聞いておりますが、その後何も聞いておりません。
○国務大臣(高橋龍太郎君) これは私のほうは関係しておりません。
○国務大臣(高橋龍太郎君) お答えいたします。電力開発の資材は、主なものは、セメントが大体百万トンと買われております。来年度のセメントの生産計画は七百五十万トンであり、現在セメントはぼつぼつ輸出をしおるような状態でありますから、百万トンこの電源開発に使うことは問題でないように思います。
○国務大臣(高橋龍太郎君) 一つよく研究しておきまして、調べてみまして、私はまだ不案内ですから、その上で善処したいと思います。
○国務大臣(高橋龍太郎君) いや、承知いたしました。
○国務大臣(高橋龍太郎君) はあ。
○国務大臣(高橋龍太郎君) お答えいたします。本年の輸出貿易にいろいろな困難が加わる虞れのあることは御指摘の通りであります。これで今の政府の計画を変更するのはちよつと早過ると思います。もう少し様子を見なければいかんと思います。大体私は今の計画ぐらいの輸出貿易はできるのではないかと今日なお考えております。